flowersで連載中の漫画「ミステリと言う勿れ」(田村 由美先生)
今日は、その漫画「ミステリというなかれ」5巻(ep8)を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね。
天使の正体は実は…そして数字の6と9の意味
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ミステリというなかれ ネタバレ 5巻(ep8)!天使の正体は実は…そして数字の6と9の意味
病院を退院した整はその足で大学の講義に出ていました。
授業が終わると、整は天達先生に質問に行きました。
整は天達先生に暗号で話しかけてくる女性がいるので困惑していると相談します。
すると、天達先生は女性の話と聞いて、整にもついに春が来たのかと驚いていますが、整が聞きたいのはそういった話ではないようです。
整はライカが使う、本を使った数字の暗号のことを話ました。
そして、午前3時に温室に来るように暗号をもらっているので、関わるべきか無視するべきか困っていると言います。
すると、天達先生は、整が目指している教師という職業は年齢、性別、人種も多種多様な多くの人と付き合っていかなければいけない、当然理不尽な要求もされるし理解できないことも多いだろうが誠心誠意対応していかなければいけないのだから、今のうちに人に会い人を知りなさいとアドバイスをくれます。
そのアドバイスを聞いた整はライカに会おうと決断します。
天達先生は「犯罪が絡むようなら逃げてくださいよ」といって整を送り出します。
病院に着いた整ですが、ライカとの待ち合わせまで少し時間があるようです。
そのため病院のレストランで食事をとろうとしますが、カレーの種類で迷ってしまいます。
整が悩が悩んでいると、「リュックが邪魔なんだよ」といって整にぶつかってきた男性がいました。
整は「すいません」と謝りますが、男性は整に絡んできます。
しまいには土下座まで要求してきます。
しかし、整は土下座というのはただの動作であって何も意味を感じていないため、慰謝料とかではなく土下座でいいのかと尋ねます。
さらに、もし土下座に意味があるというのであれば、男性自身が土下座をしろと言われるのがすごく嫌だということではないかと言います。
整の話が図星だったようで「もういい」と男性は整の前から去っていってしまいました。
3時になり、ライカとの待ち合わせの温室に行きますが、ライカの姿はありません。
代わりに桜の木にピンで手紙がさしてありました。
それを見ると、また本と数字を使った暗号が書かれていました。
整はライカが来ないということも残念がっていましたが、ライカが桜の木にピンを刺せる人間であるということも残念と思っているようです。
暗号を解読すると「中を見よ」と書かれており、その指示に従って手紙の中を見た整は2枚の写真を発見しました。
その写真にはどこかの壁が映っており、同じ絵柄が書かれています。
さらに写真を裏返すと住所が書かれていました。
整はライカがこの住所に行けと言っていると思い、住所に書かれた場所に行ってみました。
すると、そこは火災現場でした。
野次馬の一人に、「火事があったんですか」と尋ねると、夜中に火事があって朝まで燃えていたこと、そして、小学生の子どもだけは助かったけど両親は死んでしまったことを聞き出すことができました。
そこまで聞いたところで、整は火災現場に刑事の池本と青砥を見つけます。
池本は火災現場はつらいとこぼしていると、どこからかお線香の匂いがすることに気が付きました。
人が亡くなった現場といえど、もうお線香をたいている人がいるのかと驚く池本ですが、青砥は火災現場とお線香にまつわる噂を知っているかと池本に尋ねます。
その噂は、炎の天使が子供を虐待する親を焼き殺しにくる、天使は美しくお香の香りをふりまくというものでした。
その噂には続きがあって、親を殺してほしい子供が家の壁にマークを描くと天使が来てくれるというものです。
その噂は都市伝説じゃないのかという池本ですが、青砥は壁を指さします。
すると、そこにはマークが書かれていました。
そのマークは整がライカから預かった写真に写った壁に描かれていたものと同じものでした。
整は指定の住所に来たものの、青砥に見つからないようにとコソコソしています。
すると、整に話しかけてくる男性がいました。
彼は「火事は怖いですね。子供だけでも助かってよかった」と言い残し去っていきました。
整はもう1枚の写真の住所にも行ってみました。
すると、そこも壁にマークが残っている火災現場でした。
「先月燃えた、放火だったらしい」と言いながらライカが整の背後から現れました。
さらに、ライカはこの火災現場でも子供だけが助かったことを話します。
そこまで話したところで、時間がないと言ってタクシーに整を乗せ、病院に戻ります。
状況がわからない整はライカに説明を求めますが、ライカは説明はせずに整を病院の南の外壁に案内します。
すると、そこにも火災現場に残されていたものと同じマークが描かれていました。
そのマークを見つけた整は警察に知らせようと言いますが、ライカは警察は関係ないと圧をかけてきます。
そして、「明日の3時ここで」といって帰って行こうとしますが、整はライカを呼び止め「桜の木は傷つくと枯れてしまうからもうピンはとめないでくださいね」と言います。
すると、ライカは「桜には悪いことをした」といってまた暗号を話して帰って行きました。
整が暗号を解くと、「この桜が咲くころには私はこの世にいないけどな」となり、それを聞いた整はその場に立ち尽くしてしまいました。
すると、整に声をかけてきた人物がいました。
振り返るとそこには、真波がいました。
真波は昨日整が解決したバックの件についてお礼を言って、温室を閉鎖することをやめ足湯を始めたと言って、整を足湯まで案内しました。
足湯に行くと、昼間病院で整にぶつかった男性が先に足湯に入っていました。
「よく会いますね」と男性に声をかけ整は足湯に入ります。
そして、男性の耳にしている真珠のピアスに6と書かれていることに気が付き、「6月生まれですか」と尋ねますが、「うるせぇ」と返されてしまいます。
ステルスやトラウマ、プレッシャーに真珠がいいと整が男性に説明していると、真波が真っ赤なポインセチアを運んできました。
すると、男性はいきなり苦しみだしました。
男性は赤いものを見たら痛みが起きる病気を抱えていたようです。
医者に見せてもよくならないという男性、リンゴやトマト消防車など赤いもの全般ダメなそうです。
リンゴなんかは剥いてもだめだという男性ですが、一度はアップルパイを食べてみたいとこぼします。
そんな男性に整は、真珠は海の生態鉱物であるから赤いルビーの対極の力があると言われていることを話します。
気休めではあるけど、真珠によって赤いものに対する病気が楽になるといいですねと告げる整。
すると、男性は「だからこれをくれたのか」と誰かからもらったものであることをもらします。
さらに、男性の右の耳には9が書かれた真珠のピアスがしてあることを指摘した整に男性は「お前気持ち悪いわ」と言い残して去って行ってしまいます。
「変な奴」とこぼしながら男性が向かった先には、火災現場で整が会った男性がいました。
変な奴に関わっちゃったね、あいつ、火災現場に来てたよ、挙動不審だったから何か調べてるのかもね、まぁ厄介だったら燃やしちゃったらいいけど、と言います。
一方、整は病院に描かれていたマークのことを池本に連絡しました。
病院にまで書かれていたことに驚く池本ですが、最近都市伝説サイトのせいで同じマークを書かれているところが増えていると言います。
そこに書かれているのは冷やかしや遊びが大多数ではあるけれど、でも実際に火災が起きている場所もあるそうです。
そこで、整は天使を呼ぶために描かれているマークが「火」の象形文字っぽいと気が付きます。
池本は、さらに青砥が気になることを言っていたと話します。
それは、3年前当時17歳で放火で捕まった井原香音人という人物のことでした。
彼は母子家庭だったのですが、母親を10歳の時香炉の炭が火元となった火災で亡くしていました。
そして、14歳のころにやった放火で逮捕となったそうです。
彼は3件の放火を認めたのですが、青砥はこの3件はただの練習で本当はもっと放火をしているのではないかと考えているようです。
さらに、香音人が都市伝説の天使ではないのかとも。
一方、香音人は虐待を受けている子供に両親を燃やしてあげようかと提案をしていました。
両親は悪魔に体を乗っ取られているから助けてあげよう、燃やして清めてあげよう、そうすればもう君は虐待を受けることはないから、と言います。
もし、燃やしてほしかったら壁にマークを書いて、そして夜君が外に出てきたら火を放つから、迷っているうちは決断しちゃだめだ、決定権は君にある、といって火災現場に残されたマークを描いた紙を子供に渡していました。
池本の話を聞いた整は、天使が本当にいるとすると、虐待されている子供に放火で親を殺す許可を子供に求め子供に決めさせているということに静かな怒りを表していました。
そして、池本に火災から助かった子供は天使についてそのように証言しているのか尋ねました。
しかし、子供たちは何も証言しないと池本は言いますが、逆にそれが天使が本当という証明ではないのかとも言います。
池本との話を終えた整は真波がいる温室に戻りました。
すると、足湯に入っているライカを発見します。
さらに、病院で整にぶつかった男性がまた足湯に現れました。
男性が来るとライカはどこかに行ってしまいました。
男性は整に「ちょっと話があるんだけど、足温めながらはなそうぜ」と提案を持ち掛けるのでした。
男性の名前は陸といい、整は自分に話があったから昨日病院のレストランの前でぶつかってきたのかと尋ねましたが、それはたまたまだったようです。
陸が整に話したいことは昨日の火災現場に整がいたのかどうかということでした。
猫を連れた先輩が整のことを火災現場で見て挙動不審だったから覚えていたという陸。
「知っている刑事に見つかりたくなかったから」という整に少し驚いた様子の陸ですが、整の話を聞いてから陸は整に「仲良くしよう」と持ち掛けます。
さらに、自分のことを「カエルだ」と言います。
それは本名ではないのですが、陸の苗字がゲコと読めるから子供のころから呼ばれていたあだ名だという陸。
整は陸がカエルと呼ばれていることについて嫌なことだったのかと尋ねますが、陸はカエルが嫌いじゃなかったから気に入っていたと言います。
親と子供であそこまで形が変わるってすごくないかという陸。
カエルと整がよんでくれないとわかると、陸は自分の名前に「陸がついている、りくじゃなくてろくと読むけど」と改めて自分の名前を伝えます。
そこで、整は陸の真珠のピアスが6である理由が陸の名前からきていることだと納得します。
しばらく整と話した陸は、整が何か放火について知っていると確信を持ってしまいます。
そして、香音人の元に帰った陸は、整は警察と関わりがあって何か知っているだろうからヤバイと報告します。
陸の報告を聞いた香音人は、そろそろあの女の子を助けてあげよっか、と提案します。
さらに、その時に整も一緒に片付けちゃえばいいんじゃないかなとも。
一方、整は約束の時間にライカと待ち合わせ場所に行きました。
ライカは「陸との話おもしろかったな」と言いますが、陸が来た途端にいなくなったライカが陸との話を聞いていたことに整は驚きます。
ライカは「あまり人には会いたくない」とこぼします。
整はライカにそろそろ自分に何をさせようとしているのか目的を話してほしいと言います。
すると、ライカは「明日クリスマスイブだから何かプレゼントが欲しい」といい、明日の午後3時に同じ場所でプレゼント交換をしようと持ち掛けます。
しかし、整はプレゼント交換なんてしたことがないうえにライカについて知っていることもあまりないため、眠れないほど悩んでしまいます。
次の日の午後3時、待ち合わせ場所に行くと、すでにライカは来ていました。
ライカは整に売店に売っていた赤いイチゴに似たオーナメントをくれました。
お礼を言って受け取った整ですが、「クリスマスツリーを持っていない」とライカに言うと、彼女は「スマホにでもつけな」と言います。
そして、整の番です。
整はライカにアンリ・ルソーの絵のポストカードをあげました。
なんでこれを自分にくれるのかというライカに整は自分が好きなことと、病室で見るなら人物画とかより緑が描かれた風景の方がいいと思ったからだと言います。
するとライカは「あげる側の趣味が入ったものをもらうのはうれしいものだな」とうれしそうです。
ライカは整があげたポストカードに興味を示しましたが、美術展とか言ったことがないと言います。
それを聞いた整は、ライカが外出できるなら近場で人のいないところの美術展に行ってみないかと誘います。
しかし、ライカはそれを「難しいな」と言います。
ライカはいつも無断で抜け出しているのは、1時間以上ベッドを開けられないからだといいます。
勝手に抜け出していることに驚く整ですが、ライカは「行けるといいな、美術展。プレゼントありがとう。じゃあまた午前3時に」といってその場をあとにしました。
ライカと別れた整はうれしそうにプレゼントのオーナメントをスマホに着けます。
すると、そこに陸がやってきました。
病院で整をよく見る陸は、整のことを「暇だな」と言います。
整は陸に「赤いものを見るとどこか痛むようになったのはいつからですか」と尋ねます。
「生まれつきじゃない、ある時から急にだ」と答える陸。
二人が話していると二人の視線の先に女の子が現れ、病室の壁に天使を呼ぶマークをかき出しました。
以前ライカが見つけた壁のマークを描いたのも同じ女の子だったそうです。
陸が言うには、その子はしょっちゅうけがをして病院に来ているといいます。
その子が虐待をされていることは医者も看護師もわかっているだろうけどどうしようもできないんだともいう陸。
二人がそんなことを話していると、女の子の親が現れて女の子を殴りました。
最近では義理の父親も一緒になってその子のことを虐待しているという陸に、整は「詳しいですね」と言います。
陸は「病院に来るといろいろみかけるんだよ」と話します。
そして、陸は整に暇なら入院患者のためのクリスマス行事があるから、その裏方を手伝えといい、今晩12時に同じ場所に来るように告げ帰って行きました。
病院から家に帰った整は、パソコンでここ10年くらいに起きた放火殺人のことを調べてみました。
その中でゲコと読める苗字を持った事件を見つけ出すことに成功しました。
その事件は7年近く前に強盗が家に入り両親を殺害、子供だけが生き残ったというものでした。
生き残った子供の名前は下戸陸太という17歳の男の子です。
事件は強盗放火殺人事件として捜査されたようですが、犯人は未だ捕まっていないということ。
一方、警察では都市伝説サイトの管理人が見つかったと話しています。
その管理人とは高校生の少年で、5年前の放火殺人で一人生き残った人物だそうです。
その報告を受けた青砥はその少年に話を聞こうと立ち上がります。
12時に陸との待ち合わせ場所に行った整。
人がたくさん来ているかと思っていた整ですが、待ち合わせ場所にいたのは陸1人。
夜のうちに準備しておくことがあるからと倉庫に連れていかれ、そこから必要なものを出して運んでほしいといいます。
そこで、整は赤いものが多いはずなのに、陸が準備を手伝っていることに不信感をあらわにし、その場から帰ろうとします。
しかし、陸は整に「帰さない」といって顔から布をかぶせ倉庫に押し込みます。
倉庫に押し込められた整はそこに自分以外の人がいることに気が付きます。
その人物は昼間病院でみた虐待を受けている女の子の両親でした。
「お前ここで一緒に燃えてくれるよな」という陸。
倉庫に押し込められた整は陸にガムテープでしばられそうになっています。
すると、その時整のスマホの着信音が鳴りだしました。
どこかに捨ててくると言って陸は整のスマホを奪いましたが、整のスマホにはライカからもらった赤いクリスマスオーナメントが付いており、それを見てしまった陸は痛みに悶えながらオーナメントを引きちぎり外に捨てました。
陸から逃れた整は倉庫から出て、陸に「赤いものを見たら痛みがおこるようになったのはいつからですか?ご両親が死んだ自宅の火事が起きてからじゃないですか?」と尋ねます。
「うるせぇ」と返す陸に、整は都市伝説の天使であるのかを尋ねます。
しかし、陸は自分は天使ではないと言います。
その理由は天使はものすごくきれいなものだから。
それなら、陸の言う先輩という人物が天使なのだろうと思った整は、その先輩に会わせてくれるよう陸に頼みます。
そして、倉庫の中でトマト缶を発見し、「何かあったらこのトマト缶をぶちまけますよ」と陸を脅します。
スマホを拾った整ですが、ライカからもらったオーナメントは見つからず、後で探しますと心の中でライカに謝り、着信履歴を確認しました。
すると、先ほどの着信は池本からでした。
陸に見つからないようにこっそりかけなおす整。
先輩の家に到着しました。
部屋は広くキラキラして見えます。
青砥達刑事の予想通り、天使である先輩は香音人でした。
香音人は整を迎え入れ、座ってと椅子を指します。
すると、香音人は自分の名前は母親の趣味であったお香が由来だと話し始めます。
母親は父親と離婚をしてから変わったと香音人は言います。
尋常じゃなく香音人を溺愛するようになった反面、彼を苛むようにもなったと。
そして、ある日「一緒に死んで」と香音人の首を絞めだした母親。
しかし、この時香音人は分かっていました。
母親は自分を殺すだけで自殺するつもりはないということを。
でもある時、香炉の炭が畳に転がったことが原因で火事となり母親はそのまま亡くなってしまったそうです。
その時、香音人は自由になった、炎が僕を助けてくれたと感じたといいます。
だから、自分と同じく辛い思いをしている子供たちを助けてあげたいと思ったという香音人。
陸も香音人に助けてもらったと感じているようです。
陸には兄がいたようですが、陸と兄は似ておらず兄はかわいく、陸はカエルに似た容姿をもっていました。
その差から母親は兄ばかりをかわいがっていたそうです。
しかしその兄は風邪であっけなく死んでしまったと陸はいいます。
そして、兄が死んでから陸への虐待はひどいものになりました。
兄の代わりに陸が死ねばよかったと罵声を浴びせたり、殴ったり、ご飯をあげなかったり。
そんな虐待を受けている陸を香音人が見つけ、「燃やしてあげようか」と提案をもちかけました。
香音人は放火をする決断を陸に決めていいともいったようです。
その話を聞いた整は「陸に決めさせたのか」と怒りをあらわにします。
しかし、陸はあのままだったら殺されていたと香音人の行動を擁護します。
そして、香音人に感謝している、それでいいじゃないかと言いますが、陸の目からは涙が流れていました。
そこまで聞いたところで、整は火事のトラウマから未だに赤いものを見られなく苦しんでいくことを陸に一生背負わせるのかと、それも虐待ではないのかと香音人を責めます。
一方、ライカは待ち合わせ時間に整が来ないことで一人たたずんでいます。
すると、倉庫から物音がしたので中をのぞいてみると、整と陸に取り残された女の子の両親が閉じ込められたままでいました。
両親の口に貼られているガムテープを取ったライカは、整がここに来なかったのかを尋ねますが、二人は「カエルみたいなやつしか見なかった」といいます。
「拉致られてそいつの汚い家に連れていかれた」と聞いたところで、ライカは再びガムテープを二人の口に貼り倉庫を後にしました。
その頃青砥は、都市伝説サイトの管理人と接触を試みました。
彼もまた火災があった家から唯一助かった子供だったため、青砥は彼に「天使に頼んだのか」と尋ねます。
すると、管理人は当時11歳だった自分が天使に頼んだということと、都市伝説のサイトの管理人をやっていることは罪になるのかと尋ねます。
「ならないだろな」と青砥が言うと、噂として話しますと言って管理人は火災についての話をはじめました。
管理人の家は父親が酒乱で暴力をふる人物であった、たまに母親にも暴力を振るわれたといいます。
そんな家に帰るのがいやで公園にいたとき、カエルみたいなやつに話しかけられたそうです。
そのカエルも虐待を受けているといったので、管理人も自分の話をしたそうです。
すると、カエルは天使を連れてきて、マークを壁に書けば自分を救ってくれると話してきたと言います。
その天使はこの人物であったかと言いながら青砥は香音人の写真を見せますが、「覚えてない」といいます。
しかし、その天使に去年また会ったという管理人。
天使はサイトの管理人をやっていることを見つけ、自分が殺した連中の子どもがどうなっているのかを尋ねるために自分と接触をしたといいます。
管理人は天使に「親を殺した子供がみんな幸せになるとでも思っているのか」と言ってやったといいます。
親がいないというハンデは大きいともいう管理人。
あんな親でもいた方がマシだったのかとも思うようですが、でも虐待を受けていたころよりマシだって思いたい、思わなきゃと続けます。
なんでそんな風に思わなければいけないのかは、親を殺していいという許可を自分が下したから、だから自分が親を殺したと思っている管理人。
自分以外の子どもたちとも接触をした管理人ですが、みんな苦しんでいたそうです。
病んでいる人もいれば自殺してしまった人もいる。
だから管理人は自分を正当かするために都市伝説のサイトをやっていると白状するのでした。
香音人は管理人と接触したときに、自分を責める管理人に対し「気持ちはわかるよ」といったそうです。
しかし、管理人は香音人には自分の気持ちはわからないといいました。
その理由は、香音人の母親が死んだのは本当に事故であったから。
自分は親を殺す決断をして火事を引き起こしたから。
だからもう二度と会いたくないとも告げたという管理人。
さらにまだ放火が続いていることを止めたいともいいます。
そこまで聞いたところで青砥は香音人の写真をもう一度管理人に見せ、「天使はこいつじゃないか」と尋ねます。
しかし、管理人は「それを言うほど恥知らずじゃないよ」といって青砥たちの前から帰って行きました。
青砥が重要人物である管理人と接触している間中、池本はずっと電話をしていました。
その池本に「電話を切れ」という青砥。
しかし、池本は「会話が変なんです」と青砥に報告します。
香音人の家に場面は戻ります。
香音人は整に管理人と接触したことを話し、子供たちはみんな幸せになっていると思ったのにといいながら涙を流します。
陸は香音人に自分は幸せだと言いますが、「もう、天使はできない」と香音人は言うと、陸は「ダメです」とすごい剣幕で香音人に話します。
苦しんでいる子供たちはたくさんいるからという陸に、整は「陸さんはやめたくなかった。だから、あなたは香音人さんを殺したんですか」と問いかけるのでした。
香音人を殺したのかという整の問いに驚く陸に向かって整は自身の推理を話します。
整は、陸が言う先輩という人物に一度も会っていないといいます。
火災現場で会ったというのも陸自身だったそうです。
しかし、昼間自分とぶつかった陸とはあまりにも雰囲気が違ったため奇妙であったと。
そして、香音人の家に来てから、香音人としてしゃべっているのは陸自身だとも。
一方、整との電話が変だと言った池本ですが、彼が変だと言った理由は、電話から聞こえてくる整と彼と話している人物との会話のことでした。
整は2人と話している風なのに、相手の声は一人しか聞こえないということです。
それは、陸が香音人として整と話していたということになります。
整が「香音人さんはどこにもいません」といった瞬間、陸の隣に描かれていた香音人が消えました。
さらに、今までキラキラしていた香音人の家の中がボロボロに。
そして、整は陸に床にある血痕は香音人のものであるのかとも尋ねます。
すると、陸は自分が香音人を刺したことを思い出しました。
陸は放火の罪で香音人が少年院に捕まっていた際、ずっと彼のことを待っていたそうです。
しかし、香音人が都市伝説サイトの管理人と会い、子供たちの現状を聞いたことで天使を辞めようと考えた。
今まで天使をやっている香音人に必要とされていたと感じていた陸でしたが、もしかしたら香音人が天使を辞めるということは、自分は必要ではないのかと思ってしまった陸。
その決定打となったのが、ある日陸が帰宅すると香音人がアップルパイを作っていたのを目撃してしまったからです。
今まで陸が赤いもので苦しむから、家に赤いものを全く持ち込まなかった香音人がリンゴを大量に持ち込んでアップルパイを作っている。
赤を見たこともありパニックになった陸は、そこで自分が香音人から必要されていない、捨てられると実感してしまい、彼を刺してしまいました。
しかし、香音人は帝国ホテルの歴史の展示でアップルパイのレシピを見て、陸に食べさせてあげたいと思って作っていたと死ぬ間際に話します。
さらに、「助けてあげれなくて、苦しくさせてごめん」といって死んでしまった香音人。
そのことを陸はすべて思い出し、絶叫しながら頭を抱えます。
さらに、香音人がいつも抱えていた猫がカリカリと冷凍庫をひっかいています。
その音に対して「やめろ」と怒鳴る陸ですが、整は陸に「猫もいません」と言います。
すると、今まで冷凍庫をひっかいていた猫が消えました。
そこで、陸は香音人一人では寂しいだろうし、自分が猫の世話もできないからと香音人と一緒に猫を殺してその冷凍庫に隠していたことも思い出します。
そこで、陸は香音人を殺した後1年は香音人の代わりに自分が天使をしていたと話します。
そしてなんで香音人を殺してしまったんだと絶望する陸。
警察に捕まったら自分は死刑だろうなともいう陸。
しかし、陸は死刑になることや警察に捕まることより、死刑を待つまで一人何したらいいんだろうと一人になってしまった恐怖を味わっています。
それを聞いた整は、考えるといいと思うと伝えます。
身の回りにあること全て考えて、考えてそして誰かに話せばいい。
といったところで陸の背後にライカが現れます。
そして香音人の死体を見て「やっぱりこんなことだろうと思った。最近の天使は雑であなたじゃないと思った」といったところで警察が突入してきました。
するとライカは姿を消してしまいます。
香音人の死体を発見し、陸は逮捕されました。
事件の重要参考人として整も警察でこってりしぼられました。
整は警察で病院にいた虐待を受けていた女の子のその後の話を聞きました。
女の子は施設に預けられたそうですが、毎日お母さんに会いたいといっているそうです。
そりゃ子供は親が好きだろうという池本ですが、整はこの話はいい話ではないといいます。
母親は子供が自分を好きという気持ちに漬け込むからだと整はいいます。
でも母親も追い詰められているともいう整。
警察から帰った整は最後の陸の雰囲気が先日の爆弾犯と似ているなと思います。
しかし、爆弾犯がしていた星座の指輪を陸はしていなかったと思う整ですが、陸は真珠のピアスをしていました。
それに描かれていたのが数字の6と9であったことから二人の関係性はないとも思う整ですが、6と9を横にして合せるとかに座のマークになることに気が付きました。
星座のマークが書かれたアクセサリーを付けた人物同士何か関わりがあるのかと思う整なのでした。
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ミステリというなかれ ネタバレ 5巻(ep8)の感想!
天使事件解決しましたね。
香音人は陸が演じていた人物だったんですね。
しかし、子供を虐待する親から助けていたと思っていた香音人も、香音人に必要とされていることだけが生きがいで誤って彼を殺してしまった陸もなんだかすごく哀しい事件ですね。
そして、星座のマークのアクセサリーが示す共通点はなんなんだろう。
まだまだ、謎が多いこの物語。
今後の展開も楽しみです。
まとめ
「ミステリというなかれ」ネタバレ 5巻(ep8)と感想をご紹介しました!
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