「Comic ZERO-SUM」で連載中の漫画「花燭の白」
今日は、その漫画「花燭の白」10話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介しますね。
白梅が沈の花燭となった日のこと…そして現れた謎の男は？
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花燭の白 ネタバレ 10話！白梅が沈の花燭となった日のこと…そして現れた謎の男は？
大量のカラスの鳴き声に白梅は目を覚まします。
目を開けると自分を覗き込む男がおり、白梅は飛び上がり部屋の隅に逃げます。
男はにこやかに警戒せずとも大丈夫ですよぉと言い、白梅にここに何故自分がいるのかの経緯は覚えていますか？とたずねます。
白梅はここは…？と部屋を見渡していると、ここは本山屋敷と呼ばれる場所で…私の根城だと頭巾を被っているせいか顔の見えない人物が入ってきました。
不具合はないかとその男が白梅にたずねますが、白梅はビクッと震え上がります。
男は白梅を自身に引き寄せ、お前の居場所はここだろうと言い、頭巾を外します。
男の顔を見た白梅は、つのが…ないと男の頭を触ります。
男はその白梅の手を握り、白梅の首元に鼻を寄せ匂いを嗅ぎます。
白梅は握られた方の腕を見ると花が咲いておりなんでこれ…ッと震えあがります。
男はその腕の部分を舌で舐めとり、食します。
白梅はその行動の意味が分からず、顔を真っ赤にします。
白梅が目を覚ました時にいた男は阿沙弥と言い、狐の化生であり鴉天狗らと同様に白梅を引き寄せている男ー沈の奉仕種族だと説明します。
阿沙弥は沈に本当にあの！花燭をお見つけになられたんですね！と言いました。
そして、白梅のお世話を任されている、と白梅に説明しました。
白梅は阿沙弥に人間じゃー…ないの？とたずねます。
阿沙弥は、この本山屋敷と沈様のお山全て人間は一歩たりとて侵入を許されてませんと言い、ここに人間は貴方だけですと答えました。
その答えに白梅はゾッとします。
しかし、阿沙弥は白梅は花燭で、沈にとっての唯一は我々にとっても唯一、危険はありませんと言いました。
白梅は花燭というのはなんですか？と阿沙弥にたずねると、沈がかわりに説明してくれました。
花燭とは白梅のような特別な人間につけられた「名前」だといいます。
人の命を余命を吸い上げ花を咲かす、《花余命（はなよめ）》をその身に宿しても何故か命を全て吸い上げられることもなく生き続けている者がいると説明します。
その者が咲かす花は他の数多の花より強くやさしく香り鬼の果てなき飢餓を満たすという、これが「鬼の花嫁」花燭だと言いました。
そして、白梅の花は沈丁花。
私の花燭だと沈は告げました。
白梅は、ここに連れてこられる前の出来事を思い出し、アレもアレもあの人の食事の為に咲かされた人々で、私は貴方のごはんですかと白梅は沈にたずねます。
沈はそうだと即答します。
阿沙弥はそんな直接的な物言いをしなくとも！もっと言い方ってもんが…と咎めます。
白梅は自分には父と弟がおり、二人を置いて死ねませんと沈に言います。
しかし、父は村長の家の前ですでに事切れており、弟はあの鬼の騒ぎに巻き込まれたようだと白梅の前に連れてきました。
白梅は花にまみれ意識のない弟に駆け寄りますが、花は人の命を吸う為、触ると今すぐ枯れると沈が言いました。
このままにそっとしておいても、もって一晩だと白梅に言いました。
白梅は、弟の錫祢はだめ、助けて下さいと自分なんて特別にしなくていいから錫祢を花燭にしてあげてと泣き叫びます。
沈は花燭は私の意思で選ぶものではないと無理だと言い、後にも先にも私の花燭はお前だけだと言います。
白梅は私のこと食べていいからかわりに錫祢を助けてと懇願します。
阿沙弥は沈にどうにかなりませんかとたずねます。
沈はアレを生かしてなんになると冷めた目で聞きます。
阿沙弥は白梅からの好感度が上がります！と答えます。
そして白梅に弟を助けてくれたとあれば大恩人になる沈に誠心誠意その身を捧げるよなと言われ、白梅はせめて弟の命だけでも救わねば生きる意味がありませんと泣きながら言いました。
そして、弟が救われればこの身を貴方にと言う白梅の言葉に、沈は錫祢の身体に自身の血を流し、水晶のようなものに覆われました。
こうしてやれば大気から遮断されこの身の時も止まると沈が言います。
仮死のままだが枯れることもないと白梅に言います。
どうしたら目が覚めるのかと白梅は沈にたずねます。
花余命は植えた鬼を殺すしか取りのぞく術がないと沈は言います。
弟に咲かせた鬼を見つけ出し殺すしかないと。
あの屋敷にはもう一人鬼がいたんだと言い、いずれ全ての鬼は私が殺し尽くすと白梅に言い、こうしておけば弟は目を覚ますことになると言った沈に白梅は涙を流しながら抱きつきました。
そして感謝の言葉を呟きます。
沈は礼はいい、かわりに約束は果たしてもらうぞと抱き上げ、この時をもってこの身は私だけのものよいなと白梅に言いました。
白梅は、沈から降りて、錫祢の側によります。
そして沈に、なら絶対に弟を助けてと言い、沈も助けようと言います。
他に望みはと沈が白梅にたずねると、白梅はたくさん痛いのは嫌だから食べるならやさしくして下さいと言いました。
沈はニコリと笑みを浮かべ、しようと答えました。
阿沙弥は二人のやり取りにめでたや皆の者、祝言の支度をと言って上機嫌で言い、まずは屋敷に洞房花燭の床を用意致しますねと言って部屋を出ていきました。
沈はやさしくしてやろう骨の髄まで、と白梅に言いました。
洞房花燭とは結婚して初めての夜、新婚初夜のことをいいます。
白梅はびっくりして倒れてしまい、そのまま高熱で寝込んでしまいました。
あれから、沈様は恐れ多いほど私にやさしいと白梅は感じます。
父の墓を作り弔ってくれ、錫祢を守り自分を養ってくれました。
せめてもの恩返しに自分も働いたが子供の手伝いにしかなっていないと、ずっと沈に恩返しができないままと白梅は思っていました。
そんな過去の出来事を夢として見ていると、鴉に起きろ穀潰しと手荒く起こされます。
白梅が起き上がるとお目覚めですかと阿沙弥が部屋に入って来ました。
白梅は阿沙弥がなぜ町にと驚きますが、阿沙弥はここは本山屋敷と答え、貴方は町でと説明を続けようとしたところ、一人の男が乱入してきました。
そして白梅を見て、こいつが沈のヨメか、ははっ、気の毒に！と言ったのでした。
花燭の白 ネタバレ 10話！無料で読む方法は？
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花燭の白 ネタバレ 10話の感想！
今回は過去の出来事の話の回でした。
そして花燭がどういったものなのかの説明もありましたね。
お嫁さんとして話を進めている沈と物理的に食べられる思っている白梅のすれ違いのまま話が進んでいくのも面白かったです。
そして最後に登場した男は一体何者なのでしょうか？
次回も楽しみです。
まとめ
「花燭の白」ネタバレ10話と感想をご紹介しました！
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